身分を証明する書類

  • 2019.11.28 Thursday
  • 11:59

 

「日本人の配偶者等」や「永住者の配偶者等」の身分関係による在留資格を申請する場合、

当然のことながら、身分関係を証明する書類の提出が求められます。

 

日本人の配偶者の場合は、戸籍謄本、

永住者の配偶者の場合は、結婚証明書、などなど。。。

 

さて、この身分関係を証明する書類(戸籍謄本、結婚証明書、出生証明書、等)ですが、

場合によっては再発行してもらえなかったり、

再発行は可能でも非常にめんどくさい手続きを踏まなければならない場合があります。

 

この場合、コピーの提出でOKなのかと言うことですが、

(戸籍謄本は、コピーはダメです!)

結論から言うと、コピーの提出でも、だいたいの場合はOKです。

 

しかし、原本と相違ないことを証明するために、

原本を一緒に提出して、原本還付(原本だけ返してもらう)という方法をとるか、

コピーが原本と相違ないことについての公証書を発行してもらうか、

等が求められることがあります。

 

ですので、ご自身で申請される際には、

スムーズな審査のためにも、必ず原本も持参することをおススメします。

(行政書士等に依頼される場合は、行政書士に一度原本を預けることになります)

 

 

また、再発行してもらえない書類(特に、出生関係の書類は、再発行してもらえないことが多いようです)については、

入管に限らず、どのような場所に提出を求められても、

上記と同じような方法が取れないか窓口で確認し、

原本は常に自分の手元に保管しておかれることをおススメします。

 

 

 

 

 

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高卒で就労できるか

  • 2019.03.08 Friday
  • 10:40

 

今年も、(花粉襲来とともに)卒業式のシーズンがやってきました。

全国の、学校を卒業される学生さん、おめでとうございます。

 

さて、学校を卒業される学生さんは、何も日本人だけではありません。

就労ビザ等を持っている外国人の子として、

「家族滞在」の在留資格を持って学校に通われていた学生さんもいらっしゃることでしょう。

 

 

「家族滞在」の在留資格を持つ方が、引き続き「家族滞在」で在留していこうとすると、

“扶養者に扶養されている”、という条件を満たし続けなければなりません。

 

しかし、子どももいつかは親から独立するもの。

例えば、扶養を外れるほどの収入がある場合や、子として扶養されるべきであろう年齢を超えた場合は、

「家族滞在」の在留資格を引き続き持ち続けることが困難になってきます。

 

その場合、

そうなる前に、家族と共に「永住」申請を行ったり、

学校に通っているのであれば、「留学」ビザに変更したり、

結婚したら、配偶者系の在留資格に変更したり、

という必要がでてきます。

 

しかし、中には、高校卒業後には働きたいと考える人もいるでしょう。

 

一般的に、「資格外活動許可」で定められた時間を超えて就労するためには、

何らかの就労系の在留資格を取得するか、

就労制限のない身分系の在留資格を取得するしかありません。

 

では、日本で育ってきた上記のような子供たちが、そのようなビザを取得できるのか、ということです。

 

 

就労系の在留資格を得るためには、学歴や職歴の要件がありますが、

一般的には、大学卒業相当の学歴が求められることが多く、

職歴についても、基本的にフルタイムで勤務したものが対象となるため、

どちらも現実的ではありません。

 

そこで、そのような方のために、「定住者」や「特定活動」の在留資格を取得できることがあります

対象となる方は、以下のとおりです。

 

※いずれも、資格外活動の範囲を超えた就労をする場合を対象としています。

 

◆「定住者」の在留資格への変更対象となる方

仝什漾◆峅搬佳攤漾廚虜瀘瓜餝覆覇本に滞在している

日本の義務教育の大半(※)を修了している

F本の高等学校を卒業、または卒業見込み

そ∀先が決定(内定でも可)している

ソ撒鐫呂瞭禄佚の公的義務を履行している

 

※めやすとして、小学校中学年(小3〜小4)までには来日し、少なくとも小学校4年生の約1年間は在学し、以降、中学校、高等学校を卒業する場合

 

以上 銑イ料瓦討両魴錣鯔たしていれば、

「定住者」への在留資格変更の可能性があります。

 

 

 

◆「特定活動」の在留資格への変更対象となる方

仝什漾◆峅搬佳攤漾廚虜瀘瓜餝覆覇本に滞在している

日本の義務教育を修了している

F本の高等学校を卒業、または卒業見込み

そ∀先が決定(内定でも可)している

ソ撒鐫呂瞭禄佚の公的義務を履行している

ι淪楴圓任△詆稻瑤亙譴汎欝錣垢

 

※めやすとして、少なくとも中学3年生の1年間在学し、以降、中学校、高等学校を卒業する場合

 

以上 銑Δ料瓦討両魴錣鯔たしていれば、

「特定活動」への在留資格変更の可能性があります。

 

 

「定住者」か「特定活動」の差は、

いつから(どれくらい)日本にいたのか、という点です。

小学校3〜4年生以前からずっと日本にいる場合は、「定住者」、

中学3年生以前からずっと日本にいる場合は、「特定活動」となるわけです。

 

 

 

 

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在留カードの漢字表記

  • 2019.02.28 Thursday
  • 13:14

 

やや古い話になりますが、

2012年に在留管理制度が変更となった際に、それまでの「外国人登録証明書」から「在留カード」へと変更になりました。

その際、在留カードの氏名欄には、アルファベットでの氏名しか記載されない決まりとなりました。

 

しかし、中国や台湾、香港の方は、漢字表記の方が馴染みが深いですしょうし、

例えば、「張」さんという方がいたとして、

日本人は一般的に「ちょうさん」と呼びますが、

在留カードの表記は「ZHANG」となっていますし、パスポートの表記は「」となっていて、統一性がありません。

下手をすれば、同一人物かどうかの確認がとても面倒になってしまいます。

 

そこで、例えばパスポートや戸籍(に類似する書類)に漢字を使用してきた方の場合、

在留カードに、漢字氏名を表記することが可能です。

それが、「在留カード漢字氏名表記申出」という手続きがです。

 

ただし、在留期間の更新や在留資格変更等、在留カードが変更されるタイミング以外でこの手続きを行うと、

既存の在留カードを再交付するという手続きを行うことになるため、1300円の手数料がかかってしまいます。

 

なので、できれば、在留期間の更新や在留資格の変更を行うタイミングで、一緒に行うことをおすすめします。

しかし、在留資格認定証明書を持って入国された方の場合、このタイミングを待っていてはだいぶ先になってしまうため、

必要だと思う方は、「在留カード漢字氏名表記申出」の手続きだけ入国後に別途行うことになってしまいますね。

 

なお、この届出を行う場合、

・母国で漢字表記の氏名を使用していることを証明する資料(パスポートや戸籍書類等)

・既存の在留カード(再交付後、無効となり、在留カード番号も変わります)

・顔写真(3カ月以内に撮影。新しい在留カードに使用されます)

・手数料1300円(在留カード再交付にかかる手数料)

が必要となります。

 

 

また、行政書士等が取次で申請を行うこともできますので、お気軽にご相談ください。

 

 

 

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